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イーブイズの小屋

カードで戦うイーブイズの日常

サンムーンからポケモンカードを始めた方に③

初心者講座SM

アローラ!

サンムーン環境になって以来、ポケモンカードプレイヤーの新規参入者が段々と増えつつあり、非常に嬉しい反面、デッキの作り方やカードの使い方などインターネット上に情報が少ないという実情があります。

ここでは、「公式大会に参加する前に、あらかじめ基礎知識を身に付けておきたい!」「対戦でなかなか勝てないので、ポケモンカードの基本をおさらいしたい!」という新規プレイヤーの方に向けた、頻出カードの効果と役割について紹介していきます。

 

目次

カードをタップすると解説ページまでスクロールされます。
(最終更新日:2017年 3月 10日 随時更新中!▼)

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プラターヌ博士

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手札をすべて捨てて7枚ドローというポケモンカードを代表するドローサポート。このカードの強さはシンプルにしてディープ。

・手札のリフレッシュ

プラターヌ博士】はポケモンカードのプール中でも、選択肢の幅を最も広げることのできるカードのひとつです。

初心者のうちは、沢山ある手札をトラッシュするのが怖くて【プラターヌ博士】を使えないというシーンも多いはず。しかし、死に札になっている現在の手札を、7枚という大量のドローによって有効牌に引き換えることができるのは、得られるアドバンテージが段違いに大きいです。

例えば、次のような場と手札。

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初心者にありがちなのは、「1ターン待てば【エーフィGX】に進化できるし、【バトルサーチャー】や【ダブル無色エネルギー】をいきなりトラッシュするのはちょっと怖い。次のターンに手札を使いきってから【プラターヌ博士】を使おう!」という思考パターン。

ある意味間違ってはいないのですが、「手札を捨てることによるリスク」と「手札を入れ替えることで生まれるリターン」を天秤にかけてみましょう。ベンチにポケモンを並べたり、【特性:エナジー進化】で進化するための基本エネルギーを引いたり、このターンに【プラターヌ博士】を使うことで得られるアドバンテージの方が大きいはずです。

・トラッシュを利用する

プラターヌのデメリットとして、手持ちのカードをすべてトラッシュしなければいけません。しかし、トラッシュがメリットになることがあります。

①【バトルサーチャー】の様に、トラッシュからカードを引っ張ってくる効果のカードの補助になります。

【フラダリ】【クセロシキ】など、主にゲームの中盤〜終盤で用いるサポートは山札に残して置くよりも、任意のタイミングで【バトルサーチャー】から使えるようにトラッシュに置いておく方が強いです。しかし、トラッシュは基本的に「使ったカードを置く場所」ですので、試合中に1回使わなければいけません。

そこで、【プラターヌ博士】による巻き込みを利用することで、「カードを使わずにトラッシュに置く」という動きができるのが強みのひとつになります。

②手札をトラッシュすることで、山札の圧縮を行うことができます。

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昨今のポケモンカードは【プラターヌ博士】か【N】によってゲームが動きます。

相手または自分の【N】によって「手札が山札に戻る(戻させられる)」とは、言い換えれば「山札の枚数が増える=カードを引く確率が変わる(変えられる)」ということです。これにより、任意のカードにアクセスする可能性が減ることになります。

一方、【プラターヌ博士】は自分で効果タイミングを選べるので、「後で引いても強い効果を見込めない」とターン中に判断できる場合はトラッシュにカードを送り、ゲームから擬似的に除外した方が強いことがあります。

 
【N】

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お互いのサイドの枚数ぶん山札からカードを引き直す、ポケモンカード「Nゲー」と言わしめた強力なサポート。【N】の採用理由は大きく分けて2種類あり、試合展開によって効果が別物になります。

・手札のシャッフル

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序盤では【プラターヌ博士】で切れないカード、具体的には【バトルサーチャー】【すごいつりざお】などのリカバリーカードや1進化、2進化ポケモンを、【N】を使うことで山札に戻す動きができます。

効果としては良くも悪くも「引き直し」になりますし、相手の手札を増やしてしまうシーンもあるので、【N】を使う前には「本当にいまの手札を山札に戻す必要があるのか」「相手の手札を無暗に増やしてしまわないか」の2点を考えてからプレイしましょう。

・逆転の【N】

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ポケモンカードはルール性質上、「相手のポケモンを倒した方がサイドが取れる」=「勝っているほどハンドアドバンテージが取れる」ゲームとなっています。そこで、相手の増えた手札に干渉して選択肢を減らす役割を持つのが【N】の最大の強さになります。

例えば、ゲームに勝つためのフィニッシュカードは【フラダリ】や【バトルサーチャー】【ダブル無色エネルギー】などが挙げられます。手札が豊富であるほどそれらのカードにアクセスできる選択肢も多いため、終盤に【N】を用いることで「相手がフィニッシュカードを引かない確率」を能動的に高めることができます。

 
【フラダリ】

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魔法の言葉「フラダリシェイミでゲームが終わるシーンをよく見かけると思います。【フラダリ】はゲームを終わらせるフィニッシュカードとして必須のカードです。

・盤面を崩す役割

ポケモンカードは基本的にバトル場のポケモン同士を戦わせてサイドを取り合います。言い換えると「前のポケモンを倒さないとサイドが取れない」ということです。

そこで、【フラダリ】を用いることで無理やり有利な相手を前に引っ張り出します。

①自分が大きなダメージを受ける前に相手の強いポケモンを倒すことができます。

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バトル場のポケモン同士でHPを削り合う関係上、先に攻撃を仕掛けた方が有利です。こちらが前のポケモンを倒した返しに、相手のベンチに自分の盤面を崩してくる強力なポケモンがいる場合、優先的にダメージを与えていくのがセオリーになります。

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②相手の弱ってベンチに逃げたポケモン、サイドを取られたくないポケモンに追い打ちをかけることができます。

大概のワザはバトル場のポケモンにしかダメージや効果がないので、ベンチのポケモンは攻撃を受けない比較的安全なポジションにいると言えます。

攻撃を受けてHPが残り少ないポケモン、または【シェイミEX】などのもともとHPが低くサイドを2枚取られるポケモンを【フラダリ】で呼び出して倒すことで、自分がサイドを取り切ってゲームを終わらせる動きができます。

・時間稼ぎ

【フラダリ】で逃げるエネルギーが多く、尚且つ育成が未熟であるポケモンをベンチから引っ張り出すことで、こちらのポケモンを育てるまでの時間稼ぎをすることができます。

場からポケモンを動かすには「エネルギーを貼る」「トレーナーズを使う」など、手札のカードやターン中の行動権を使用しなければいけないため、【フラダリ】されるとその分のロスタイムが生まれます。序盤〜中盤の両者がポケモンの育成を行う場面では頻繁に使われる戦法です。

 
【ハイパーボール】

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手札をコストにポケモンをサーチしてくるカード。最初は「2枚捨てて1枚持ってくるのは損じゃない?」と思う方も多いはず。しかし【ハイパーボール】ほど強力なグッズはそうありません。

ポケモンの確定サーチ

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まず山札から確実に好きなポケモンを持ってこれるカードは、現行のレギュレーションでは【ハイパーボール】だけです。(正確には【トロバ】も…。)

各種ボールにはポケモンをカサ増しする役割があり、ボールを採用しているデッキと採用していないデッキではゲーム序盤〜中盤の展開率、ゲーム中盤〜終盤の山札圧縮率がまるで違います。

特に【ハイパーボール】は、序盤のたねポケモンの準備から中盤以降の進化ポケモンへのアクセスまで、すべての行程に触れることができるカードのため、どのシーンで引いてきても腐ることのないカードになっています。

・手札カードの処理

手札にあるカードが1ターンですべて有効に使えるシーンはごく稀です。トラッシュは基本的に「使ったカードを置く場所」ですので、トレーナーズのカードであれば1回使わなければいけませんし、ポケモンのカードであれば場に出して相手に倒されなければいけません。

そのような、ターン中に腐っているカードを【ハイパーボール】のコストとして処理することで、「カードを使わずにカードをトラッシュに送る動き」が可能になります。

シェイミEXとの相性

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【ハイパーボール】による手札消費から【シェイミEX】を呼び出し【特性:セットアップ】の流れはよく見かけると思います。ここで重要なのは【ハイパーボール】がドローソースとして機能しているということ。

ポケモンカードは基本的にサポートカード以外でのドローはできません。しかし、【シェイミEX】は例外的に特性でドローができるポケモンとなっており、【シェイミEX】が採用されているデッキに限っては、ポケモンをサーチできる【ハイパーボール】も実質的なドローサポートとして機能しています。

 
【バトルサーチャー】

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トラッシュから好きなサポートカードを選んで使うことのできるカード。ほとんどのデッキに4枚投入されるカードですが、なぜ【バトルサーチャー】はここまで重宝されるのでしょうか。

・カサ増し

【バトルサーチャー】はデッキ内のサポートの枚数をカサ増しする働きがあります。例えば【フラダリ】を1枚入れたデッキは、4枚の【バトルサーチャー】によって最大5回フラダリを使うことができます。

ポケモンカードは1試合あたりに回ってくる自分のターンは約10回です。視点を変えると「1試合で使えるサポートは約10回」ということになります。序盤では展開のために【プラターヌ博士】や【ハイパーボール】によって手札をトラッシュしたり、無駄にサポートを使わざるを得ないシーンがあります。

そこに【バトルサーチャー】があることで、【フラダリ】を序盤に消費してしまっても、残っている【バトルサーチャー】の枚数分だけ使うことができるようになります。

・狙い撃ち

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 加筆予定です。to be contenued...

 
【トレーナーズポスト】

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山札の上から4枚見て、その中のトレーナーズカードを持ってくるグッズ。【トレーナーズポスト】は「なんとなく強いから」という理由で採用しているプレイヤーが多いので、このカードの効果を掘り下げて考えてみます。

・デッキの潤滑剤

加筆予定です。to be contenued...

・山札の圧縮

加筆予定です。to be contenued...

 
シェイミEX】

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ポケモンカードで単価が最も高いトップレアのカードといえば【シェイミEX】一択でしょう。このカードの強い所以は「ポケモンでありながらドローができる」という一点に尽きます。

ポケモンでありながらドローができる

 加筆予定です。to be contenued...

 

 終わりに

長々と解説しましたが、本記事で記したカードの効果や内容はあくまで一般的なものであり、デッキによって多種多様に変化します。

特に、インターネット上に散らばるデッキレシピを丸パクリして使用しているプレイヤーを見ると「デッキを使っている」というよりは「デッキに使われている」という印象をよく受けます。

60枚のカードを集めただけのデッキはデッキに非ず、1枚1枚のカードの採用理由は明確にしておかなければなりません。各カードの特性をよく理解してゲームをすることが、ポケモンカードが上手くなる一つの道筋だと思います。

 

サンムーンからポケモンカードを始めた方に②

初心者講座SM

アローラ!

サンムーン環境になって以来、ポケモンカードプレイヤーの新規参入者が段々と増えつつあり、非常に嬉しい反面、デッキの作り方やカードの使い方などインターネット上に情報が少ないという実情があります。

ここでは、「公式大会に参加する前に、あらかじめ基礎知識を身に付けておきたい!」「対戦でなかなか勝てないので、ポケモンカードの基本をおさらいしたい!」という新規プレイヤーの方に向けた、環境のデッキタイプについて紹介していきます。

最終更新日:2017年 3月 5日(随時更新中!▼)

 

f:id:moco470:20160408134644p:plainトーナメント環境

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最新の環境は上記記事を参考ください。

 

f:id:moco470:20161220151141p:plainジュナイパーGX+f:id:moco470:20160409094737p:plainガマゲロゲEX

f:id:moco470:20161220142636p:plain f:id:moco470:20160409102928j:plain

数々の大会で結果を出すSM環境初期のトップメタ。
昨今【ガマゲロゲEX】の【ブルブルパンチ】によるビートダウンの欠点は30ダメージという打点量の低さでしたが、【ジュナイパーGX】がそれを解決してしまいました。毎ターンノーコストで放てる【特性:フェザーアロー】によって、相手をグッズロック下に置きつつ、ダメージレースを優位に進めることができます。
HP200超の重い進化ラインへのテックカードとして【エーフィEX】が採用されることが多いです。

 

f:id:moco470:20170119113519p:plainラランテスGX+f:id:moco470:20160517164323p:plainラフレシア

f:id:moco470:20170119112504p:plain f:id:moco470:20170119112528p:plain f:id:moco470:20160409101502j:plain

ラランテスGX】系統のデッキにはいくつかの派閥が存在しますが、【ラフレシア】と組み合わせるアーキタイプが最も強い組み合わせのひとつでしょう。【巨大植物の森】の恩恵を受けて、先行1ターン目から【ラランテスGX】と【ラフレシア】を一気に育て上げ、序盤からテンポを取っていきます。
ラフレシア】によるロックに頼らずとも、【ラランテスGX】単体が十分強く、【ソーラーブレード】と【クロロサイズGX】による打点の切り返しも強力。

 

f:id:moco470:20160114213726p:plainブラッキーGX+f:id:moco470:20160517162423p:plainゾロアーク

f:id:moco470:20170119112616p:plain f:id:moco470:20160409105112g:plain f:id:moco470:20151218121313j:plain

ブラッキーGX】は、かつての【ダークライEX】を彷彿させるベンチ狙撃ワザを持ち、【ゾロアーク】と合わせて盤面のダメージ量をコントロールできます。
進化前である【イーブイ】の【特性:エナジー進化】の恩恵もあり立ち上がりが早く、1進化ラインを中心としているため、【ブースター】【シャワーズ】のタイプエフェクトを絡めることも可能です。
デッキムーブを相手に合わせて変えなければいけない点では中~上級者向け。

 

f:id:moco470:20170119113521p:plainルナアーラGX+f:id:moco470:20160705232509p:plainソーナンス

f:id:moco470:20170119112642p:plain f:id:moco470:20160408161525j:plain f:id:moco470:20160704133710j:plain

硬い、重い、倒れないエネルギーコントロール
要求エネルギーの関係上【ルナアーラGX】が行動できるまでに3ターンかかるので、【ソーナンス】による特性ロックを絡めてゆっくり育て上げるタイプが多いです。一度【ルナアーラGX】さえ立ってしまえば、【特性:サイコトランス】と【まんたんのくすり】で優位に殴り合いを進めることができます。【ミステリーエネルギー】による疑似的な逃げエネゼロも強さの一つ。
終盤のフィニッシャーとして【ミュウツーEX】を投入するのがオススメ。

 

f:id:moco470:20170119113520p:plainソルガレオGX+f:id:moco470:20160517162930p:plainドータクン

f:id:moco470:20170119112633p:plain f:id:moco470:20160409102624j:plain 

ソルガレオGX】の【メテオドライブ】により、ほとんどのポケモンを一撃で倒していくワンパンデッキ。デメリットであるエネルギーの供給を【ドータクン】の【特性:メタルチェーン】によって半永久的に可能にしています。
特性ロックに非常に脆い側面を持つため、【ダストダス】は早めに処理できるようプレイングを心がけること。現環境に多い【ボルケニオンEX】へのメタカードとして【じゃくてんほけん】【日輪の祭壇】を採用していることが多いです。

 

f:id:moco470:20170119113715p:plainWTB (Water Tool Box)

f:id:moco470:20160727143855g:plain f:id:moco470:20170119113045p:plain f:id:moco470:20160409113023g:plain

環境に合わせて投入するポケモンを変えられることが大きな強み。
SMレギュレーションでの耐久値ラインの上昇、進化環境を受け、【ラプラスGX】 【グレイシアEX】をアタッカーに添えることが多いです。【ピーピーマックス】からの高速なエネルギー加速は多くのデッキにテンポアドバンテージを取れ、環境に多い【ボルケニオン】にタイプ優位が取れるのも魅力のひとつ。
SM1+の発売に伴い、新たに【ジジーロンGX】などを投入するプレイヤーも見られるようになりました。

 

f:id:moco470:20170305230208p:plainルガルガンGX+f:id:moco470:20170130123457p:plainダストダス 

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【コルニ】【ストロングエネルギー】など闘デッキ特有の恩恵を受けつつ、【ルガルガンGX】の【かみくだく】によるエネルギー破壊と豊富なグッズサーチから妨害に特化した闘デッキ。【ダストダス】も比較的簡単に育ちます。
相手の盤面を崩しつつの中打点ビートが単純に強く、エネルギー加速要因として【メレシーBREAK】が一緒に採用されることが多いです。

 

f:id:moco470:20160921170228p:plainボルケニオンEX+f:id:moco470:20160921170228p:plainボルケニオン

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環境を支配するTier1の一角。すべてのデッキに勝率5割をキープする様はカード単体のパワーの高さを感じさせます。
【特性:スチームアップ】と【鍛冶屋】によるシナジーから序盤から高速高打点を連打することができます。採用される1枚ずつのカードパワーが高く、比較的事故が少ないのも魅力のひとつ。
低コストでワザを打てる【エンテイ】や、グッズロックや終盤の【N】をより意識するなら【スターミー】 を採用するなど、オリジナリティにも富みます。

 

f:id:moco470:20160114105650p:plainレックウザ

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XY環境が生み出したソリティアゲーム。GX登場に伴うHP値インフレをものともしない【エメラルドブレイク】の240ダメージを1ターン目から叩き出します。
【パラレルシティ】【ダストダス】による向かい風が強いものの、一方的に殴れるデッキに対しては極端に強いため、一定の対策は必須。
環境下での【よるのこうしん】による圧力が少なくなり、動きやすさが向上しました。

 

f:id:moco470:20160409131022p:plainMミュウツーEX+f:id:moco470:20170130123457p:plainダストダス 

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多くのTier1に有効な【パラレルシティ】【ダストダス】を自然に採用でき、エネルギーが多く必要とされるデッキが大半を占める現環境に【サイキックインフィニティ】が刺さります。【メガターボ】【チェンジダメージ】によるトリッキーな動きも可能。
こちらも【よるのこうしん】による圧力が少なくなり、動きやすさが向上しました。

 

f:id:moco470:20170302142230p:plainクワガノンGX

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闘の少ない環境でパワーを発揮するデッキのひとつ。HP240という耐久力に対して、【チャージビーム】から【ちょうでんじほう】でHP230ラインを見ることができ、火力補助アイテムを持たせることで幅広いポケモンを対処できます。
【うねりの大海】による回復を合わせてバトル場の【クワガノンGX】を戦わせ続ける構築が人気。XY環境の【ゲンシグラードン】のデッキに似た戦い方をイメージすればわかりやすいと思います。

 

f:id:moco470:20151218124918p:plainエーフィGX+f:id:moco470:20160408162531p:plainビークイン

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【MミュウツーEX】と【ガマゲロゲEX+ジュナイパーGX】の台頭によって生み出されたデッキ。前者を【エーフィGX】が、後者を【ビークイン】が弱点色によって処理をすることで、ダメージレースを優位に進めていきます。
イーブイ】がデッキに入る特性上、【ブースター】【シャワーズ】【サンダース】によるタイプエフェクトを絡め、他のデッキにも弱点を付いていくことも可能。ポケモンの総数が多くなることも【ビークイン】とのシナジーに優れています。

 

f:id:moco470:20151218125104p:plainニンフィアEX

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SM1+で登場して以来、各地で結果を残していますが、現在主流なのはライブラリアウト(L.O.)を主体としたニンフィア
HP200の高耐久を生かし、【マジカルリボン】によるサーチから【クラッシュハンマー】【フレア団のしたっぱ】によるエネ破壊で相手の動きを止め、【ロケット団の工作】で相手の山札切れを狙う構築。初見殺し感が強いため、戦法を知っておいて損はないデッキだと思います。

 

その他XYレギュレーション時代の構築

過去記事を参照ください。

 

サンムーンからポケモンカードを始めた方に①

初心者講座SM

アローラ!

サンムーン環境になって以来、ポケモンカードプレイヤーの新規参入者が段々と増えつつあり、非常に嬉しい反面、デッキの作り方やカードの使い方などインターネット上に情報が少ないという実情があります。

ここでは、「公式大会に参加する前に、あらかじめ基礎知識を身に付けておきたい!」「対戦でなかなか勝てないので、ポケモンカードの基本をおさらいしたい!」という新規プレイヤーの方に向けた、デッキ構築の基礎について紹介していきます。

 

たねポケモンの枚数
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ポケモンカードポケモンがいないとゲームができません。なので、たねポケモンは少なくとも8枚欲しいところ。理由としては、主にマリガン率に起因します。

たね8枚のデッキでは、初手の7枚を引いた時にたねポケモンがいない確率は約65%、±1枚で前後に5%ほど。3回に1回はマリガンしますが、後のゲームメイクを考えてもこの程度の枚数が理想的でしょう。

ちなみに、ポケモン全体での総枚数はたね主体のデッキで10枚程度、進化主体のデッキで15枚程度になります。

 

エネルギーの枚数
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初心者のうちは、やや多めに入れるくらいの気持ちでいいかもしれませんが、一部の特殊なデッキを除いて、エネルギーの総枚数は少なくて8枚、多くても12枚でデッキが構成されることが多いです。

理由はシンプル。エネルギーは1ターンに1枚しかポケモンにつけれないからです。

ポケモンカードのデッキの総枚数は60枚なので、入っているエネルギーが12枚だと計算しても12/60=1/5ですから、【プラターヌ博士】を使えば1枚はエネルギーを引ける計算になります。

ポケモンカード1試合で回ってくる自分のターンは平均9〜10ターン。必要過多にエネルギーを入れると、例えば、「【プラターヌ博士】で引いた7枚のうちの3枚エネルギーを引いてしまった」=「2枚のエネルギーはこのターンに使えないので、実質5枚分のドローになってしまった」となりデッキパワーが落ちてしまいます。

 

ドローサポートの枚数
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初心者はまず、【プラターヌ博士】4枚+【N】4枚(+【リーリエ】2枚)から構築を始めます。

ジムバトルに参加していると、「事故った!」というプレイヤーをよく見かけます。そのようなプレイヤーに対して個人的に思うのが、「その事故は起こるべくして起こった事故なのでは?」という感想。大概のデッキが【プラターヌ博士】4枚、【N】2枚ように、ドローサポートが少なめに構成されているのです。

ポケモンカードでは基本的にドローはサポートでしか行えません。先述にもある通り、各ターンで毎回サポートを使うには、ドローサポートの現物が10枚程度あればほとんどの確率で事故が起こらないはずです。

カードゲームは手札の枚数が多いほどプレイの選択肢が広がり、ゲームを優位に進めることができますので、ドローサポートの有無はデッキの死活問題だと言えます。

 

ボール系統の枚数
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【ハイパーボール】4枚は確定。たね主体のデッキは【ネストボール】を1〜2枚、進化主体のデッキは【レベルボール】または【タイマーボール】を2〜3枚を入れます。

当然ながら、ポケモンカードは戦うポケモンがいないとゲームが出来ません。ボールはポケモンのサーチと山札の圧縮(=欲しいカードを引く確率を高める)の役割があり、擬似的にデッキ内の生き物の母数を増やしている、と解釈することができます。

ボールに関しては枚数があっても腐ることが少ないので、スペースがあるなら積極的に採用することをオススメします。

 

まとめ

ここまでがデッキの基礎。最初のうちは上記の枚数を守ってデッキを組めば、一方的にボコボコにされることなく、取り敢えずポケモンカードができます。

ちなみに、ざっくりしたデッキの骨組みを見るとこんな感じ。どのデッキでも40枚弱は同じ種類のカードで構成されており、ここからポケモンやトレーナーズを増減させて、ゲームでの動き方がスムーズになるように調整していきます。

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また、大概のデッキで採用されるカードには【バトルサーチャー】【フラダリ】【すごいつりざお】【シェイミEX】があります。これらのカードはデッキパワーをより上げるため、また強力な妨害札・リカバリー札のため、頻繁に採用されます。

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実際のデッキでは、まったく新しいものをゼロから作るようなパターンはあまりありません。既存のレシピから10枚~15枚をアレンジして作っていくイメージになります。

 

おわりに

筆者がこの記事を書いた理由として、ここ最近のジムバトルで新規プレイヤーさんから「デッキを診断して欲しい!」という声が多く、いざレシピを広げてみたら【プラターヌ博士】が入っていなかったり、【ハイパーボール】が2枚しかないなど、デッキ構築の基礎的な部分の理解ができていない、というシーンが多々あったためです。

昨今のポケモンカードでは、EXやGXなどの大型ポケモンの登場で、育てたポケモンの場持ちが良く、ワンパン合戦というよりは殴り合いがメインになっています。あれこれ相手のテンポを崩すよりも、早く自分の場を完成させられるようにデッキをチューンした方が、結果的に勝率が良くなるかと思います。

つまりは、早くポケモンを出して、毎ターンエネルギーを貼って、ちゃんとワザが打てればポケモンカードは勝てるということ。是非60枚のカード全てを潤滑に回せるようデッキを組んでみてください。