カメックスメガバトル大阪大会
カメックスメガバトル大阪に参加してきましたので雑記レポートです。
友人と3on3組のなつき(@45_natu)、かみや(@Miotsukushi_98)、づー(@mew_kedi)、リョウさん(@molmol_poke)、ユウダイさん(@yupoke48)の他、各所ジムバトルで知り合った方々にも会え、幅広いプレイヤーさんと交流できたことがとても楽しい1日でした。
初卓まで
始発に乗って7時過ぎに最寄りの中ふ頭駅に着きましたが、既にインテックスの外壁を囲むように列が伸びており、友人と「あーこれはファーストの初卓は無理だろうなあ」となりました。
その後、8時15分に開場→入場しましたが、案の定ファースト初卓は着けなかったようです。また、アドパス持ちのセカンドも7時30分には並ばないと初卓は取れていなかったようなので、大阪はなかなかの盛況ぶりだったと思います。
ちなみに、ファーストは名古屋より1つ多い4列で作られていましたが、予想通り物凄い待機列になっていました。ファーストがスムーズに出入りできるようになっていたのも開始から2時間(AM11時くらい)でした。
本戦とプレミア進出の話
初卓を取れたアドパスの民だったのでセカンドからの参戦でした。
全試合にかけて使ったのは、もちろんリョウ式ゲッコウガ!
セカンド1戦目
ミュウ型行進。なかなかケロマツとゲコガシラが進化せずに初っ端からサイドを3枚献上しますが、Nで反撃。うまく事故が噛み合い、お相手廻しがあまり見えてなかったのもあって手裏剣投げ切って勝ち。
セカンド2戦目
ミロカロス型行進。いい速さでゲッコウガ達が育ち切り、ジャッジマンとエリートトレーナーをぶっ刺して投了まで持って行きました。
ここまででぴったり1時間経過です。ゲッコウガは後半巻き返し型=1試合に時間のかかるデッキなので、クライマックスの定員に間に合うかと心配していましたが、速度を重視するよりも勝ちきった方が結果的に早いと判断してゲッコウガで臨みました。それが功を奏し、廻し獲得の段階で20人前後目のプレミア進出に持って行けました。
プレミア1戦目
ゲッコウガミラー。お相手テッポウオスタートで、あっミラーですね〜これは長くなりそうですね〜と初めは談笑していました。その後順調にどちらもゲッコウガを4匹揃えてかげぬいを言い合う試合展開に。これが問題になろうとはいざ知らず。
ゲッコウガのミラーを体験した方ならわかると思いますが、打点を手裏剣に任せる関係上、先にかげぬいを言わなかったほうが負けます。が、それはあくまでお互いのゲッコウガが倒れる前提での話。うねりの大海というカードをご存知でしょうか。
ゲッコウガが倒れないせいで、山札を引き切るまでかげぬい→逃げます→うねりの大海で回復→かげぬいのループを繰り返し、引ききった手札をNで戻す→以下の手順をn回繰り返しますという作業で、相手の山札切れを狙うのが明確な勝ち筋になってしまいました。
お互いNを3〜4回×30枚前後の手札を戻すことで、軽く150ターンはかげぬいを言い合いましたね(白目)。
その後1時間半が経過し、いろんな理由があって負けました。たぶんあと2時間くらいかけてたら山札切れで勝ててたと思います。二度とやりたくありません。
セカンド1戦目(2周目)
気を取り直して並び直したもこさん。対戦卓について、対戦よろしくお願いしまーす。バトルポケモンはー…お互いケロマツ!
心が折れたので投了しました。
そしてもこさんのメガバトルが終わりました。
3on3の話
かみや(@Miotsukushi_98)とユウダイさん(@yupoke48)とチームを組んで3on3に参戦しました。ちなみにリーダーでした。各使用デッキは、
・もこ→リョウ式ゲッコウガ
・かみや→ジョウト統一ホウオウ
・ユウダイさん→ギラティナ悪
でした。
1戦目
知り合いの子供さんグループとの対決。初心者気味の男の子でしたが、テッポウオがサイドに2落ち+永遠にサポートを引かない謎の事故に見舞われ、バニシングストライクを6回連打されて負けました。が、残り二人のホウオウvsオーロットとギラティナ悪vsMミュウツーYというデッキの相性差で2-1の勝利。チームメイトにカバーしてもらいました。
2戦目
お父さん+子供さん二人の親子参戦。自分はМミュウツーとの対戦でした。フラダリケロマツを初ターンから2回連打されて正直泣きそうになっていましたが、ジラーチ+エリートトレーナーでうまく速度が落ちて辛くも勝利。チームはホウオウvsMジュカインが白星、ギラティナ悪vsルカリオガブリアスが黒星のスコア2-1でぎりぎり勝利しました。
3戦目
青年チーム。なんと因縁のゲッコウガミラー。先のプレミアでの試合もあり絶対に負けられないと感じたマッチングだったので、殺意を込めてジャッジマンを打って蹂躙しました。ちなみに隣もギラティナ悪ミラーになっており、ユウダイさん側が押しきられて負け、ホウオウvs白レックはパラレルシティで動きを止めて勝ちでした。
3連勝して勝利賞込みの12ptを獲得。チームメイトに助けられつつお互いがカバーし合ういいチームだったと思います。なによりとても楽しかった!
まとめ
本戦はプレミア進出できたので最低目標はクリアかなと思います。ただ、大海ゲッコウガミラーが死ぬほどメンタルに来たため消化不良感は否めませんでした(ポケモンカード引退を考えたレベル)。
サイドイベントや知り合いの方との交流はとても充実していたと思います。ポケモンカードの活動で知り合いが増えたなあと実感しました。何かの縁でイマクニ?さんに3〜4回絡んでいただいたのもいい思い出です。
ガチ参戦は今回が初めてだったのでいい勉強になりました。千葉大会ではもう少し上に行けたらと思うので、気持ち新たに頑張ります。
カメックスメガバトル大阪の環境考察
大阪の環境についてまとめます。既に各所で情報は出ていると思いますが、個人的に調べた範囲でのまとめになるので、鵜呑みにしない程度に参考になればと思います。
クライマックス入賞デッキ一覧
Aブロック
1位 ブイズ+ルギア
2位 ガマゲロゲ+ゲッコウガ
Bブロック
1位 イベゾロ+ライボルト
2位 ビークイン+ゾロアーク
(3位~ Mタブンネ+中イベ / - )
Cブロック
1位 ジガルデ闘+ラフレシア
2位 大小イベルタル
(3位〜 夜の行進 / ゾロアーク系列 )
Dブロック
1位 ゲッコウガ
2位 ゲノセクト鋼
Eブロック
1位 メレシー+チャーレム
2位 ゲッコウガ
(3位〜 白レック / 妨害ルカリオ単 )
Fブロック
1位 ガマゲロゲ+ゲッコウガ
2位 ゲッコウガ
Gブロック
1位 オーロット+Mフーディン
2位 悪系列
(3位~ ビークイン系列 / 夜の行進 )
Hブロック
1位 夜の行進
2位 鋼系列
(3位~ 鋼系列 / 鋼系列 )
流行したデッキ
ゲッコウガ
トップメタの夜の行進と、先の名古屋で猛威を振るったビークインゾロアークに強いことから台頭。構築が不十分だと事故が多発するので、にわかゲッコウガが行進に蹂躙される姿をよく見かけた。
鋼チェーン
セカンド〜プレミアで多かった。事故が少なく試合毎で安定した動きができる点で人気があったよう。試合が確率に影響され辛く、100%自分の力を発揮できるデッキなので、腕に自信のある人が使っていた印象を受ける。
ガマゲロゲ+ゲッコウガ
某強豪チームによって考案されたデッキ。通称ゲロ蛙。ゲロゲバットのバットラインをゲッコウガ(XY1)に変更したタイプ。強さが理解できていないので紹介までに。
総括
強いデッキが強いというよりも、ゲームメイキングが上手いプレイヤーさんがメタを張って上位に食い込んだ、という環境だったと思います。名古屋発祥のビーゾロやそれをメタったゲッコウガは母数こそ多かったものの、有り余るカードパワーを扱いきれずに、そのまま行進に踏み潰されたという声をよく聞きました。プレミア以降を勝ち進むには、使うデッキの強み弱みをしっかり理解することが最低限のポイントだと思います。
次の千葉では、まず間違いなくゲッコウガがメタられます。最も単純な回答はMジュカインですが、なりを潜めている白レックウザと、夜の行進に勝てるかという点では微妙かもしれません。
鋼についても上記のMジュカイン増加の傾向から、炎や特性ロックが一定数増えると見て間違いないので、名古屋大阪と比べると動きにくくなる可能性が高いです。
環境を読むことがここまで難しいシーズンも珍しいですが、この記事が何かの参考になってデッキの改善策になれば嬉しいです。