イーブイズの小屋

カードで戦うイーブイズの日常

ジャパンチャンピオンシップス2018 大会レポート

ふぁまさっきー式もうこたんめんゆず風味

ポケモンジャパンチャンピオンシップス2018に参加してきましたので、レポートを残しておきます。

今回の大会はまさき(@ptcg_msk)、ロロたんぬ(@Lolo_Tannu)、とーま(@shaymin_moci)、Mocky(@Mocky2222 )、ユズ(@topop3)、ファイ(@phi_converge_0)のふぁまさっきー式もうこたんめんゆず風味に加え、愉快な仲間たちと調整して参戦しました。
前日合宿のような形式で大会の前後ともに楽しむことができました。この場を借りて、調整に付き合ってくれたメンバーに感謝します。

本戦

デッキ選択について

使用デッキ:ガマゲロゲジュナイパーガマゲロゲジュナイパー

ガマゲロゲジュナイパーデッキレシピ

もともとはチャンピオンズリーグ2018京都で使用する予定のデッキでしたが、不参加だったためレシピをそのまま持ってきました。

環境的にはマッシブーンとルガゾロが大多数を占めると予想したため、その2デッキに圧倒的不利を取らないこと、また新弾発売直後の大会であるため、有象無象に対して圧力のかけやすいパワーがあるデッキであることが要求事項として挙がりました。上記の2点の理由から、たねグッズロックができる安定性と、上振れで爆発力の期待できる、本デッキを選択しました。

SRジュナイパーを京都3位の男に借りたこともあり、当日はばしばしジュナイパーが立って非常に気持ちがよかったです。

DAY1

1.行進 6-5 ◯ バチュルバケッチャ

後攻、シェイミスタート。

裏にモクロー、手札が軽石/活力/バトルサーチャー/森/ジュナイパーでドロサポなし。トップで解決せず、シェイミを逃がしてモクローを差し出す。相手も事故気味で2ターン目に初めてプラターヌ、谷廻しカボチャの行進でモクローが殺される。

負けを覚悟した2ターン目のトップでコンプレッサーを引き、ジュナイパーを立ててぶん回す。廻しカボチャがジュナイパーを落とす火力を出せず、ゲロゲを生贄にしながらアセロラループでダメージを蓄積、超ブーストはっぱカッター連打の体制に入れたため一気にサイドを捲って勝ち。この日は運が向いていることを悟る。

2.マッシルガン 6-1 ◯ マッシブーンルガルガン

先行、テテフスタート。

エナジードライブ60からゲロゲ着地→テテフをアセロラの強ムーブができ、鉢巻ブルパン60+ジュナイパー2体+アセロラループでビーストリングを許さない。

どこかでブラッディアイからの小マッシでモクローが1匹殺されるもゲロゲが無傷で生き残ったため、フェザーアローを裏のマッシに蓄積させて順調にサイドを4枚取る。ビーストリング圏内から外れたタイミングではっぱカッター連打で勝ち。理想通りの対マッシを立ち回れた試合。

3.ゼルネカウンター 2-0(投了) ◯ (バツローグさん)ゼルネアスフーパ

後攻、モクロースタート。有名強者なので戦々恐々としながら対戦を始める。

前にゼルネアス、後ろにゼルネアス2体目と悪フーパが着地したのでカウンター型を警戒。7エネ鉢巻までガマゲロゲ、10エネ鉢巻までジュナイパーが耐えるので、カウンターの発動要件を満たさないようフェザーアローで盤面を作るプランで動く。

序盤のホロウハント込みで毎ターン1匹のペースでジュナイパーが育つ。3ターン目の時点でフーパに妖2、ゲロゲ警戒のビリジオンにカウンター+妖1が付いていたため、まずはフェザーアローでフーパを殺す。カウンターを発動させてグズマ、3エネテテフのエナジードライブでビリジオンを飛ばす。盤面から5エネが消え、盤面を制圧。お相手巻き返しが厳しいと判断され、投了。

4.ヒポポタス No Game ◯ (チャーさん)ヒポポタスマルマイン

対戦開始の時間にお相手が着席しておらず、不戦勝。
ジャッジの方に許可を貰いフリー対戦をしましたが、そちらも勝利。

5.ウルネク 3-6 後 × (微粒さん) ウルトラネクロズマカラマネロ

後攻、スタートは忘れた。

前がイカだったのでウルネクと認識。暁ネクロにかるいしが貼られる前にブルパンを打ち、フェザーアローでイカを駆逐することを目標に回すそうかな、と思っていたらウルネクを優先的に育ててくる。

ウルネクが1発ゲイザーを撃った返しにブルパンすると止まるだろうとにらみ、とりあえずブルパン。すると暁ネクロが出てきてエネを溜め始めたので、フェザーアローをネクロに蓄積、アロー分80+エナドラ100で倒すプランを考える。特性で入れ替えから120で殴ってきたので、予定通りエナジードライブで返して暁ネクロを殺す。

するとお相手センパイとコウハイからビーストリング、2体目の暁ネクロにかるいしを貼って180連打体勢に。そのままウルネクを止められず、ジュナイパーが2回殺されて負け。対ウルネクの経験値の浅さが結果に出た試合だった。

6.ルガゾロカルゴディアンシー 6-5 ◯ ゾロアークルガルガン

後攻、ゲロゲスタート。

相手はテテフアズサからゾロアゾロアイワンコ。前のイワンコに殺す気満々で鉢巻ストロングを貼られてパス。ついでに裏のゾロアにも鉢巻を貼られる。

絶対に前を殺すという強い意志のもと、シェイミからのコンプ活力経由でジュナイパーを2匹立て、フェザーアロー全部ぶっぱブルブルパンチで前のイワンコを殺す。今日最高のぶん回り。

しかし返しの相手も強く、ベンチ4匹でとりひき済みの状態からプラターヌ、生き物4体を引いてライオットビート190でゲロゲを飛ばされる。

返しのターンにウソッキーを着地させ、フェザーアローで裏のゾロアを殺す。返しにウソッキーが殺されるものの、鉢巻はっぱカッターでゾロアークを殺す。

これは勝ちやろと思っていたと矢先、先輩と後輩からルガルガンが鉢巻ストロングディアンシーデスローグを打ってきてジュナイパーが飛ぶ。相手サイド残り1、こちらサイド残り2。

盤面に爪で切り裂くで殺される生き物はいなかったため、Nゲーを仕掛けて2ターンかけてエネを貼りグズマはっぱカッターで相手を殺すプランに。盤面にゾロアークがいないためNがぶっ刺さり、ホロウハントでサーチャーエネエネを回収。相手の唯一のハンドがN、改修したカードが流されるものの、エネを引いてトップグズマで〆。お互い引きがどちゃくそ強い試合で終始ハラハラした。

7.ゾロダスト 6-2 先 ◯(あおいさん)ゾロアークダストダス

先攻、ゲロゲスタート。

お相手の前がカミツルギ。デッキがゾロダストということは知っていたので、極力グッズを使わず回していくよう心がける。コンプ活力ハイパーボールのみグッズを使い、1ターン目にジュナイパー1体とフクスロー1体が盤面に並ぶかなりいい立ち上がり。

お相手エネもたねも2ターンほど引けず、逆にこちらはウソッキー着地+ジュナイパーが盤面に3体育ち、ホロウハント込みでトラッシュにグッズが5~6枚の状態。フェザーアローをゾロアーク中心に蓄積させ、ミラクルシャインで盤面からゾロアを消し飛ばす。

ダストダスのごみなだれでエーフィが死ぬものの、フェザーアロー+はっぱカッター連打の体制は崩せずそのまま押し切って勝ち。

8.ゾロカルゴカウンター 6-2 ◯(チームフシギダネ:しおりさん)ゾロアークマグカルゴ

後攻、モクロースタート。相手はシェイミスタートながらも順調に初手アズサからゾロア2匹とマグマッグが並ぶ。一方こちらはモクローが盤面に3匹のみでドロサポなしエンド。モクローが殺される。

3ターン目のトップハイパーボールからなんとか展開に成功してジュナイパーを3匹立てる。奇跡的にウソッキーも着地する。

相手の盤面がゾロアーク2/マグカルゴ/テテフ/シェイミ。この状態でオカルトマニアを3ターンくらい連打される。が、こちらのハンドが強くアセロラを毎ターン打てたため相手のサーチャーが枯れていく。

フェザーアローの蓄積が間に合い、エーフィを着地させてミラクルシャイン、ゾロアを盤面から消し飛ばす。その後のカウンターウソッキーからミラクルシャインでこちらのジュナイパーも1匹飛ぶものの、活力で復活。

ここで相手の盤面がカウンターエネ付きウソッキー/マグカルゴ/シェイミ2/テテフ。サイド同数のためカウンターが発動しないことを見てブルパンで縛る。ウソッキーが死にそうなタイミングでマグカルゴにグズマして縛る。フェザーアローでサイドを2枚取り、あとはテテフを殺すだけってタイミングで時間が残り2分くらいでやばい。

前に出てきたテテフが逃げれば引き分けにできたはずなのに、お相手の配慮でこちらにパス。はっぱカッターでテテフを倒し、勝ちを譲ってもらう。

こちらの思考に時間をかけすぎていたため、申し訳なかった…プレイングがめちゃくちゃ丁寧で優しい人だった。

9.ルガマッシ 6-4 ◯ (でんでんさん)マッシブーンルガルガン

後攻、テテフスタート。お相手イワンコ単でサポなしエネ貼らずパスでお祈りモード。こちらも事故気味でテテフがエナジードライブ40しかできない。返しにルガルガンに進化しエネ貼りエンド。

デスローグでテテフが喰われると元も子も無いので、シェイミとモクローのみにベンチを絞って4エネエナジードライブ100。お相手トップでマッシを引き、マッシに手貼りエンド。

ここから鉢巻ブルパンが理想だが、テテフに二子玉を割いていたため実現せず、そのままエナジードライブでルガンを殺す。

返しに先輩と後輩から3エネマッシが2体誕生。イクスパンションでテテフが死ぬ。

ゲロゲ→シェイミでサイドを取られて負けるためゲロゲが出せないため、シェイミの鉢巻スカイリターン→ジュナイパー壁からアセロラのループのプランを取ることを見据えてホロウハントでサーチャーを回収。

ジェットパンチを絡めてジュナイパーがナックルインパクトの県内に入るよう調整されるが、手札が噛み合い3匹のジュナイパーでループに。そのままフェザーアローの蓄積で押し切り勝ち。

10.ゾロダスト 4-6 後 × (はやおさん)ゾロアークダストダス

後攻、ガマゲロゲスタート。この時点でDAY2が決まっていたのでプレッシャーもなく、気楽に試合に臨む。

お相手前がヤブクロン、現物アズサからゾロアゾロアヤブクロンでゾロダストと判明。グッズを落とさないようにプレイしたいが、シェイミのセットアップから何も引かず、ジュナイパーが立たないままグッズだけが落ちていく。

ゲロゲでブルブルパンチを打ち、とりひきでサーチャーを落とさせていくもののライオットビートが痛い。フェザーアローを絡めてサイドを取っていくが、途中スカイフィールドを割らなければいけないシーンでパスしてしまうなどプレイングミスがちらほらあり、盤面不利のまま終盤へ。

サイド残り2-2の状態でこちらがN。ダストダスにエネが貼られなければ返しにグズマはっぱカッターで勝ち、という盤面まで持っていったが、ゾロアークのとりひきできっちりプラターヌを引かれて7枚ドロー。ユニット手貼りからごみなだれで負け。

実ははやおさんも長時間の試合が続いて眠かったらしく、途中進化済みのダストダスをヤブクロンだと思い込んでおり、ごみなだれで致死量のガマゲロゲを殺せなかった裏話を後に知った。

DAY1結果

ベスト16の景品

最終戦績:8-2-0(24)で、予選順位は15位でした。

DAY1は本当に「楽しむこと」しか頭の中になく、「勝ちたい」と思う気持ちよりもそちらが優先していたので、プレッシャーも少なくベストなパフォーマンスを発揮できたのかな、と振り返ってみると思います。

大型大会で何かしらの結果を残せたのは今回が初めてで、DAY1当日は色々な人に背中を押してもらってここまで来れたと思っています。特に、デッキ選択を後押ししてくれたとーまめん、対戦後にも応援してくれたあおいさん、DAY2に上がる嬉しさを共有できたMocky、マーライオンさん、が~ねっとには、自分の中で大変お世話になりました。ありがとうございました。

DAY2

1.ルガゾロベトン 0-2-0 ×(ドラゴラーさん)ゾロアークルガルガンf:id:moco470:20170509153449p:plain

①後攻、スタートは忘れた。

お相手はテテフアズサからゾロアとイワンコをベンチに並べるお決まりのスタート。ついでにアローラベトベターも着地する。一方こちらは事故気味で、動きがないままターンを返す。すると、2ターン目にアロベトに進化し、こちらのウソッキーが効かない盤面に。オカルトマニア+鉢巻ライオットビートを連打され、ジュナイパーの育成が間に合わず負け。

②先攻、スタートは忘れた。

ハイパーボールで山を見るも、ウソッキーがサイド落ちしオワオワリ。ブルブルパンチで粘るものの、要所のとりひきできっちり有効カードを引かれゲームセット。

ツイキャス

本大会直後に試合内容を口頭でまとめたものになります。

総評

というわけで、JCS2018は思い出に残る大会となりました。

環境読みは大方正解でしたが、想像以上にゾロアークの数が多かったと感じます。実は、直前までウソッキーを抜くかどうかを迷っていたのですが、ゾロアーク系統とのマッチ数、試合内容を加味すると、ウソッキーなしでは勝ち抜けない大会でした。一方で、本大会で猛威を奮ったレックウザ系統とは一度もマッチングをしておらず、レックに対する回答を用意する必要があったかなという反省点はありました。

またDAY2に関しては、お相手の引きがとても強く、「今日は自分の日じゃないんだな」とすんなり受け入れられました。もともとDAY1突破の喜びが強く、DAY2はボーナスステージのようなものと捉えていたので、悔しくはあるものの悔いのない結果と考えています。

さて、本大会でXYレギュレーションを使った公式大型大会は終了となります(正確にはエクストラでの使用は可能)。次回はサンムーンシリーズのプールでの大会となりますので、気持ち新たに頑張っていきたいと思います。

また会場でお会いしましょう!