イーブイズの小屋

カードで戦うイーブイズの日常

チャンピオンズリーグ2017岡山に向けた環境考察

f:id:moco470:20170109160100p:plain

チャンピオンズリーグ岡山→大阪に向けた環境考察の記事です。
主観的な部分が多いので参考程度に閲覧することをオススメします。

環境の体系図

f:id:moco470:20170509152526j:plain

Tier1には変わらず二大巨塔【ゲロゲジュナイパー】【ボルケガメス】が居座り続けています。また、GXによるHPインフレと展開のスローペースを見て【白レックウザ】が上位に加入してきました。そして、SM2からの新要素【ダストダス】の登場で、グッズによる展開が抑制される形となっています。

Tier2は大会に強い【夜の行進】【オーロット】に加え、【カプ・テテフGX】【レスキュータンカ】の登場により大幅に強化された【Mサーナイト】がいます。また、前の宮城・愛知大会で結果を残している【アローラキュウコン】【ニンフィアL.O.(ライブラリアウト)】のアーキタイプにも注目が集まります。

Tier3はTier1,2の一部に強いデッキが入っています。また、BEST of XYの発売により今まで入手しづらかったカードを集められることにより増えるデッキタイプも見据えています。

【ダストダス】によるグッズ環境からの逸脱

f:id:moco470:20170509152628p:plain

先述した【ダストダス】は相手のトラッシュにあるグッズの枚数分だけダメージがパンプアップされます。現状ではグッズを山札に戻す方法は限られるため、不用意にグッズを使うと手痛いダメージを受ける結果となります。

そのため、現環境でデッキを構築する際には、内包するグッズの枚数をできるだけ抑え、サポートやスタジアム、ポケモンのCipで戦っていく方法が求められているといえます。

【カプ・テテフGX】の存在

f:id:moco470:20170509152715p:plain

SM2Lに収録された強力なポケモン【カプ・テテフGX】。【特性:ワンダータッチ】による山札に触れる【バトルサーチャー】としての性能は、言うまでもなく強力です。

【ハイパーボール】1枚あれば、デッキにピン刺しされている【ポケモンだいすきクラブ】【アズサ】【ミツル】などに簡単にアクセスでき、序盤の展開に大きく貢献することができます。また、終盤でも【フラダリ】【N】を引っ張ってくることができ、どのタイミングで使用しても強いCipであることは間違いありません。

また、【カプ・テテフGX】は特性以外も強力です。【ワザ:エナジードライブ】は【ダブル無色エネルギー】1枚で40ダメージを確保でき、【こだわりハチマキ】を合わせることでEX・GX相手には最低でも70ダメージを与えることができます。HPも170あることから標的にされにくく、攻守ともに隙のないカードとなっています。

トップメタに対するテックカードたち

環境のTier1~2のデッキに対して1ライン刺すだけで対策になるカードの紹介です。

f:id:moco470:20170509153450p:plain【オドリドリ】

オドリドリ

【夜の行進】に対するメタカードです。【ワザ:あやかしのまい】は【夜の行進】に入る【次元の谷】に対応しており、0エネでワザを打てる可能性があります。【カリン】とは「【バチュル】または【バケッチャ】に弱点を突かれる」=「トラッシュに行進が落ちにくく【ワザ:あやかしのまい】でダメカンが乗せにくい」かどうかで採用理由が変わってきます。

ウソッキー【ウソッキー】

ウソッキー

【白レックウザ】に対するメタカードです。一度ベンチに出てしまえば、相手は「ウソッキーを倒す」以外に基本的な解決方法がなくなります。一方で、相手のベンチスペースを狭める効果は単純に強力ですが、自身のベンチも【ウソッキー】によって埋まってしまうため注意が必要です。

ゴーリキーゴーリキー

ゴーリキー

【ゲロゲジュナイパー】に対するメタカードです。【特性:フェザーアロー】の効果を抑えることができるため、低HPの非EXポケモンを主体とするデッキには心強い用心棒になります。他にも【オドリドリ】の【ワザ:あやかしのまい】や【ゲッコウガBREAK】の【特性:きょだいみずしゅりけん】を防ぐこともできます。

f:id:moco470:20170509153449p:plain【アローラベトベトン】【サイレントラボ】

アローラベトベトン サイレントラボ

【カプ・テテフGX】【シェイミEX】のCipによる展開を防ぐことができます。また、【ボルケニオンEX】の【特性:スチームアップ】を無効化することができ、たねポケモンの特性に依存したデッキに対して非常に有効になります。