イーブイズの小屋

カードで戦うイーブイズの日常

イーブイズの カオスウィール!▼

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カオスウィール!オカルトマニア!カオスウィール!闘魂の廻し!カオスウィール!!フラダリシェイミ!!カオスウィール!!!!カオスウィール!!!!!!!

あっあくのはどうで。

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gachalogさんでレシピ掲載させていただきました!パスワードはイーブイ(1121)です。

ギラティナ×ダークライというデッキについて

「ギラティナ悪」「ギラダーク」と一括りに呼ばれるこのデッキですが、個人的には大きく分けて以下2つのデッキタイプが存在していると思っています。

①ギラティナをメインアタッカーに保管枠として悪が入っている

現在の主流はこちら。ギラティナ×3+サザンドラ+ダブドラ×4を主軸にカオスウィールを早い段階で撃つ構築です。具体的には、ピーピーマックスを1回成功させることを前提に、小イベのデスウイング→ダブドラ手貼りカオスウィールと綺麗に2ターン目からギラティナを動かすことができるのが強みです。また、悪はサザンドラのワザともシナジーがあります。

②ダークライをメインアタッカーに相性の良いギラティナが入っている

今回紹介するデッキはこちらのタイプ。ダークライのあくのはどうの火力を40上げれる要素としてギラティナを投入しており、基本は小イベのデスウイング→ダークライと繋げて行きます。わかりやすく言うと、半期ほど前によく見かけた「ギラティナ入りフェアリー」と同じ考え方です。ギラティナはあくまでワザのパンプアップ要員として考えますが、自身がアタッカーとして動いても強いのは間違いありません。

どちらもデッキの構成要素はほぼ同じですが、デッキビルド時の根底的な考え方が違う、という点を理解して頂きたい。前者はスタジアム依存・特殊エネルギー依存のデッキをメタに組まれたもの、後者は悪デッキの派生系ということです。

ポケモンについて

イベルタル(小)f:id:moco470:20160114105654p:plain

死ぬまでデスウイングするマシン。闘魂の廻しでHP170、リバースバレーを併用することで50の打点を確保しながら後ろに悪エネルギーを供給する化け物です。できるだけ後続に繋げたいので、軽石を貼るために序盤は道具を貼らないことも。

ダークライEXf:id:moco470:20160409100656p:plain

デッキのコンセプト+メインアタッカーです。素点20+自身の悪エネ20×2=60を基準にベンチの悪エネの数だけパンプアップします。ギラティナにダブドラを貼る毎に火力が40増す上、廻しとリバースバレーの恩恵もあり120~180の火力を安定して出せます。動きによってはM進化ラインもワンパン圏内に見ることができます。

イベルタルEXf:id:moco470:20160114105654p:plain

ダークライの苦手な闘を見るためのポケモン。中盤に小イベルタルと合わせて相手を削ることが多いです。ピーピーマックスの貼り先の選択肢を増やす意味でも優秀。1匹いれば十分仕事をこなせるのでピン刺しです。

ギラティナEXf:id:moco470:20160409101104p:plain

ダブドラ要員。基本的にはベンチに在住し続けて、行進に対してのみカオスウィールを宣言します。一応廻し込みカオスウィールでシェイミをワンパンできるので終盤には殴ることも視野に入れられますが、ギラティナが落ちることでダークライの火力が根こそぎ奪われるのでその辺は注意。

f:id:moco470:20160121112824p:plain重要なトレーナーズについて

ピーピーマックス

小イベルタルのデスウイングとはアンチシナジーですが、それをあり余って強力なカード。2ターン目以降のワザの是非に関わるので初ターンに1回は決めることを目標に動きます。確率上基本悪エネはできれば10枚入れたいですが、スペースの関係でぎりぎりの9枚(70%以上の確率で決まることを目標に算出しています)。可能な限り山を圧縮してから使います。

ゴジカ

某悪友に推奨されて入れたカード。まあ普段見かけませんが、ギラティナ悪には明確な理由を持って入ります。回復はおまけの効果ですが、まず、AZやクロケアと違ってエネルギーをつけたままポケモンを移動できる、という点がデッキコンセプトと噛み合っていてとても強い。またギラティナ悪はポケモンを交換するタイミングが多いデッキであり、ゴジカはサポートなのでポケモンいれかえがサーチャーで使えるという点も大きいです。

立ち回りについて

このデッキの大きなポイントは、すべてのポケモンがたねポケモンであるという点です。ピーピーマックス+闘魂の廻しによるHPと打点の底上げの恩恵を受けつつ、1匹1匹が重く、数値によるアドバンテージで圧力をかけていくという戦い方をしていきます。

序盤は小イベルタルスタートが理想です。シェイミでベンチを展開しながらピーピーマックス→デスウイングで小イベルタルが死ぬまで後ろにエネルギーをつけていきます。相手のデッキに合わせて大イベルタルとダークライのどちらを優先的に前に出させるかを考えながら動きます。

中盤以降はダークライを中心に相手をワンパンしていきます。メガホンで相手の耐久を下げつつ廻し+リバースバレーで打点を稼ぎます。大事なのはアタッカーを2パン以上されないことで、特にダークライを早期に失うと打点が足らずに殴り負けてしまいます。極力こちらのエネルギーが付いたポケモンを1体も落とされないよう戦いましょう。また、展開しきったシェイミはできるだけパラレルシティで落とせればベスト。

ちなみに、すごいつりざおなどのリカバリーカードが入っていないのは、小イベルタル+ダークライ+大イベルタルの3体=サイド5枚しか取られることを計算していないからです。

対策

①サイドレースで優位に立つ

ギラティナ悪はEX主体のデッキなので、EXを3体倒す立ち回りをするのがベストです。しかし、小イベルタルを放っておくとデスウイングで無限にベンチにエネルギーがついていくため、なかなか思うようにEXは倒せないと思います。白レックウザなどの速攻タイプのデッキで盤面が整う前に制圧してしまうのが手っ取り早い対策です。また、基本エネでコンスタントに180前後のダメージを叩き出せるデッキ(悪ビークイン・ゲノセクトなど)もワンチャンスあります。

②相性の良いポケモンをぶつける

サンダースEXまたはレジアイスEXには基本的に手も足も出ません。稀にカラマネロEX入りなどで対策しているデッキもありますが、基本はあなぬけのひも→フラダリ程度しか解答がないデッキがほとんどだと思いますので、どうしてもギラティナ悪が苦手だという方は上記2体を主軸にしたデッキを考えてみてください。(無理なく投入できるMライボルトが最適解だと思います。)
また、しんぴのまもり持ちのメレシーはHP110と脆く、オカルトマニアか廻し小イベルタルのやみのやいばで簡単に突破されてしまうのでオススメしません。

③夜の行進でギラティナに勝つには

構築の段階ですべてが決まります。まず、絶対にジラーチを1枚入れましょう。主流のミュウ型ならば次元の谷が残っていれば0エネでスターダストが言えますし、基本エネルギーも少なくとも2枚は入っているはずなのでかなり安定してスターダストできます。また、ギラティナを見たらカオスウィールを宣言される前にフラダリしてワンパンできればベストです。廻しで耐えられても170与えておけばメガホンで倒す立ち回りもできます。

終わりに

環境に多いオーロットと行進に強く、プレイングの幅が大きいデッキなので、考えるポケモンカードをしたい方にはオススメです。苦手なデッキは一般的に鋼ゲノセクトと言われていますが、個人的にはそこまで辛いとは思っていません。また、こちらを詰ませてくるサンダースやレジアイスはそもそも環境にいないため、構築の段階で無視しても良いと判断しています。

現状のレシピではドローサポートが少なめなので、気になる方はサポート群をお好みに合わせて変更してください。オカルトマニアはもう少し多めでもいい気がします。

記事更新時点で、行進に対する勝率100%、敗戦は2回(同族の殴り合い/シェイミ2匹スタートの壮絶な事故)のみです。