イーブイズの ライオットビート!▽
CL2017横浜以前からずっと温めていた【鋼ゾロアーク】です。当日は調整が間に合わなかったので持ち込みませんでしたが、久々に気に入ったレシピができたので、今回記事として残しておきます。
11/19にシティリーグ大阪(スキップ玉出店)で使用しました。
概要
2017年11月現在、Tier1は間違いなく【ルガルガンゾロアーク】だと思います。そりゃまあフラダリとNが同時に打てて、特性でドローもできるデッキが弱いはずないですよね。
しかし、【ルガゾロ】は個人的にはあまり好きなタイプのデッキではなく、その理由としてエネルギー管理が比較的シビアな点、圧倒的Tier1でメタを踏みやすい点が挙げられます。簡単に言うと絡め手に弱いんですよね。
ゾロアーク自体のカードパワーは採用しない理由がないほど強いので、「メタに対してメタで返せるゾロアーク」を目指した一つの結果が【鋼ゾロアーク】でした。
レシピ
採用カードの解説
ポケモン [22]
ゾロアークライン 4-3-1
GXはアタッカー兼ドローソースとして最優先で立てたいため多めに投入。小ゾロアークはゾロアークミラーでサイドを奇数にしつつ相手をワンパンできるのが偉い上、逃げエネの重い鋼を潤滑させる意味でも優秀。4-3-1が個人的に一番きれいなライン。
ドータクンライン 2-2
ゾロアークが息切れする3ターン目以降に1体起動すれば良いので必要最小限。こいつのお陰でエネルギー管理が雑にでき、おまけに突然アタッカーが飛び出てくる。
コバルオン 2
個人的に好きなカード。元々はサーナイトを過労死するまで働かせたゾロアークの後に鉢巻込みリベンジバーストで殺すために採用していた。終盤に2エネで150以上の火力が見込めるのが単純に強いのと、非EXのアタッカーという点、後述するマーシャドーとの兼ね合いで2枚。
マーシャドーGX 1
突然ゾロアークを殺すマシン。こいつが立っているだけで次鋒のゾロアークが殴れなくなる。コピー先はコバルオンかマギアナ、たまにオドリドリとカミツルギ。環境メタの1枚。
マギアナEX 1
最序盤のアタッカー兼マーシャドーのコピー先。チェーンから二子玉で起動できるのが非常に偉い。デッドエンドやマジカルシャインからゾロアークを守ったりもできる。邪魔になることも多いが、ないと困るシーンも多かったので抜けない。
カミツルギGX 1
SM4の新弾要素が欲しかった。エネ破壊できる鋼の生き物という点がゾロアークと噛み合う。GX技がないこのデッキでは、スラッシュGXで雑にサイドを1枚取れるので、相手のウソッキーを中盤に殺しやすいのもポイント。
オドリドリ 1
夜の行進が地味に辛かったので採用。普通のデッキにもたまに妖の舞でサイドを取ってくれる。ベンチを絞るウソッキーとも相性は悪くない。
ウソッキー 1
ゾロアーク環境、影の立役者。こちらがスカイフィールドを使うデッキなので自然に採用できる上、相手のゾロアークの打点を鉢巻込み130までに抑えられるため、マーシャドーやコバルオンが動きやすくなる。
カプ・テテフGX 2
序盤のアズサ1回が言えれば、残りはゾロアークがなんとかするので最小限の2枚。チェーンでアタッカーとして動かすことも多く、攻防どちらも優秀。
シェイミEX 1
無理やり選択肢を増やす1枚。
サポート [10]
プラターヌ博士 3
欲しいカードは取引で持ってくるので、4枚は使わないが、ないと事故るため3枚。
N 3
どちらかというと巻き返し型のデッキなので多めの3枚。いらないときは取引で切れる。
グズマ 2
1枚だとサイドに埋まった時にどうしようもなく、テテフから持ってきたいことも多いので2枚。
アズサ 1
1ターン目に打つことを目指すカード。基本はゾロア2ドーミラー1をベンチに並べるが、相手によってはオドリドリなどのピンの生き物をサーチしてくる。
オカルトマニア 1
なくても困らないがあると強いので1枚。特性によるCipが多い現環境では雑に打って刺さる。
グッズ [16]
ハイパーボール / バトルサーチャー 4-4
この辺は抜く理由がない。
こだわり鉢巻 3
ゾロアークが210を出す1枚、コバルオンの火力増強のための1枚、それを実現させる1枚。テテフに貼ることも多い。
かるいし 2
メタルチェーンの関係上ポケモンを前後に出し入れすることが多く、逃げ0のいないこのデッキでは必須のパーツ。スペースの関係上2枚。
レスキュータンカ 2
進化ラインが多いデッキかつ、ウソッキーの溢れる現環境ではリカバリー手段が多めに欲しかった。1枚はゾロアークやドータクンを山に戻し、1枚は採用枚数+1枚目の小ゾロアーク、コバルオン、マーシャドー、オドリドリになる。
フィールドブロアー 1
ダストダスに対する牽制、相手のスタジアム権の破壊など入っていて仕事の多い1枚。初手のサイレントラボを割れる可能性があるため、メガホンではなくこちらを採用。
スタジアム [3]
スカイフィールド 3
相手のスカイフィールドが出ている場合が多く、ゾロアークが210出したい時にしか使わないので4枚は必要過多、なので3枚。
エネルギー [9]
基本鋼エネルギー 5
コバルオンが1回殴るための2枚、各種アタッカー用の1枚、それをメタルチェーンで実現させるための2枚。ボールや取引のコストにもできるため、多めに積んでいる。
ダブル無色 4
ゾロアークが序盤からバシバシ殴っていく上、鋼+無無に対応した技が多いので二子玉は4枚確定。
雑多
非採用カードについて
アローラベトベトンライン
投入を試してみたものの、ルガゾロと違ってシェイミで山を掘り進まないのでアローラベトベトンがなかなか立たない点、優先的にドーミラーを育てなければいけないためハイパーボールをこいつらに割いている余裕がなかった点から不採用。
テッカグヤGX
カミツルギとの入れ替え候補。無条件GXワザで180出せるのは魅力的ではあるが、カミツルギと違ってスタートが重い点が気になった。ワンパンでルガルガンを処理できるので、環境次第で試してみたいカード。
アセロラ
マーシャドーと入れ替えた元々の枠。お互いにウソッキーを並べて中打点の殴りあいになった際に欲しいため、スペースがあれば優先的に投入したい。カミツルギやシェイミ、メタルチェーンとの相性もあるため、AZも十分な候補。
仮想敵
デッキ内のアタッカーの枚数が多いので、相手を判断しての打ち分けが楽しいデッキです。基本的にはゾロアークが前衛的に殴っていきますが、ゾロアークが不利を取る相手に対しては小ゾロアークを絡めつつ、テテフとコバルオンでサイドを詰めて行きます。
対ルガゾロ
相手のウソッキーを早めに処理してゾロアークで210を目指します。中盤にデスローグを撃ってくるルガルガンがしんどいので、カミツルギを絡めつつ小ゾロを合わせて2-2交換するのが理想です。サイド5枚でコバルオンが鉢巻リベンジバースト210を飛ばせるので、終盤は非EXGXをベンチに溜めていくプランで動きます。
対サーナイト
元々の仮想的。序盤にゾロアークを馬車馬のように扱き使った後、コバルオンの鉢巻リベンジバーストでサーナイトをワンパンしていきます。エルレイドの処理にどうあっても2ターンかかるため、エルレイドを絡められた試合ではゾロアークを倒されないようサイドレースに注意する必要があります。
対炎
炎系統のデッキはレスキュータンカを採用しにくいタイプが多いので、ウソッキーを速攻で処理します。また、相手のアタッカーに対してエナジードライブが非常に有効なので、適当に削った小物が倒された返しにテテフを動かしていきます。ゾロアークがワンパンされなければMAXライオットビートでテンポを取っていけるので、適宜ダメージレースを考えてゲームを進めていきます。
対行進
鉢巻で比較的簡単に210に届く上、相手のマーシャドーに弱点をつかれてしまうため、極力ゾロアークでは殴らずにオドリドリで戦っていきます。レスキュータンカ2枚に加えてこちらのマーシャドーが妖の舞をコピーできるので、オカルトマニアで相手の展開を止めつつサイドレースを有利に進めていきます。また、相手のゾロアークに対してもマーシャドーは有用です。